インタビューに答える比亜迪(BYD)日本法人の劉学亮社長=横浜市
 インタビューに答える比亜迪(BYD)日本法人の劉学亮社長=横浜市

 BYD日本法人(横浜市)の劉学亮社長が2日までに共同通信のインタビューに応じ、世界的に「EV普及が進む流れは何があっても止められない」と強調した。日本独自の規格である軽自動車市場に参入することで「日本社会に一石を投じる」と意気込みを語った。

 中東情勢の混乱による燃料価格の上昇で、世界各地でEV需要の拡大に弾みがついている。EVは移動手段として「ガソリンが高くなる不安をなくせる」だけでなく「エンタメ性があり、いざというときの蓄電池にもなる。一つの生活の土台だ」と述べた。

 軽に参入する理由は、新車市場の4割のシェアを占めており「地方に行くとまず『軽はあるか』と聞かれる。チャレンジだが、どの国であれ必要な技術と商品を出していくのがBYDの理念だ」と説明した。

 軽市場は強力なライバルがひしめくが「ガソリン車からEV化するのは構造上無理がある。われわれは白紙1枚、ゼロから開発した」ことで違いを出せると強調。「日本で生活したことのない中国のエンジニアが全国をくまなく回り、日常生活でのニーズを調べた」という。