西日本豪雨から8年となり、岡山県倉敷市真備町地区で献花し手を合わせる伊東香織市長=6日午前
 西日本豪雨から8年となり、岡山県倉敷市真備町地区で献花し手を合わせる伊東香織市長=6日午前

 14府県で災害関連死を含め306人が亡くなった2018年の西日本豪雨は6日、最初の大雨特別警報が出てから8年となった。岡山、広島両県の被災地では住民や自治体関係者らが献花し、祈りをささげた。花を手向けた住人は「未来の子どもたちにどう伝えていくかが課題だ」と話し、日ごろの備えや早期避難といった教訓を継承していく決意を新たにした。

 堤防の決壊で大規模な浸水が起きた岡山県倉敷市真備町地区では、市役所支所に献花台を設置。伊東香織市長が白菊を供え「災害の記憶、教訓を後世に伝えることが残された私たちの大きな責任だ」と記者団に述べた。

 「平成最悪の水害」と呼ばれる西日本豪雨は、河川の氾濫や浸水、土砂災害が広域で同時多発的に発生。犠牲者は広島県が153人、岡山県が95人、愛媛県は33人。広島、岡山両県で計8人がいまだ行方不明だ。

 広島県では例年通り、県警や消防が行方不明者の一斉捜索を実施予定だったが、悪天候のため中止になった。

 7日には愛媛県でも追悼行事が開かれる。