相次ぐクマの出没を受け、登下校に不安や危険を感じる児童生徒が学校を休んでも、欠席扱いにしない特例的な対応を一部自治体が取り始めた。学びに遅れが出ないよう補習を実施するなど工夫を凝らす。ただ地域ごとにクマを巡る状況は異なり、出没が増えている自治体から「どのようにルールを作るべきか…」と当惑の声も漏れる。文部科学省は統一的な指針を示す予定はなく、地域ごとの対応を求めている。
仙台市は5月、児童生徒や保護者がクマへの不安を訴え通学しなかった場合、校長判断で、欠席扱いにならない「出席停止」にできると市立の小中高や幼稚園に通知した。授業だけでなく校外学習にも適用し、必要に応じて補習を実施する。
秋田市も同様の対応を取る。6月に学校周辺にクマが出没した同市立土崎中は、校長判断で生徒約30人を出席停止とした。新潟県三条市は、県が「クマ出没特別警報」を発表している間、出席停止にできるとしている。
宇都宮市は6月、中心部にクマが出た際、市立小中学校94校を3日間休校とした。























