花鳥を題材にした繊細な画風で知られた文化功労者で、日本画家の那波多目功一(なばため・こういち)さんが1日午前6時、死去した。92歳。茨城県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れ会を開く予定。
高校時代に院展に入選。プラスチック加工会社を経営する傍ら日展と院展に出品を続けた。1984年に「うすれ日」で日本美術院賞(大観賞)を受賞し、画業に専念した。
松尾敏男さんに師事。墨色を基調とした微妙なトーンを背景に、ボタンなどの花を緻密な筆致で描いた作品で知られた。99年に「富貴譜」で院展の内閣総理大臣賞を受賞した。
2000年日本芸術院賞を受賞し、02年に日本芸術院会員に。08年に旭日中綬章を受章。24年に文化功労者に選ばれた。























