三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の社長に4月就任した半沢淳一氏(61)が6日までに共同通信のインタビューに応じ、人工知能(AI)への来年3月まで3年間の投資額が700億円超になる見込みだと明らかにした。従来公表していた目標の600億円を上回る。「上限(を決める)というより、必要な金額をしっかり投資する」と述べた。
MUFGはAIを取引先への融資の稟議書作成などに活用し、業務を効率化してきた。半沢氏は今後も「社員全員がAIを使うことで全体を底上げする」と語り、今年3月末で200人超となった専門人材を社内での育成や中途採用により増やす方針も示した。
一方、米アンソロピックが高性能AI「クロード・ミュトス」を公開して以降、サイバー攻撃への懸念が高まっており、既に現在利用できるAIで自社システムの点検を始めている。半沢氏は「脆弱性の早期検知や修復を自動化する取り組みも、ゆくゆくはしていきたい」と意気込んだ。























