防衛省沖縄防衛局は10日、米海兵隊が沖縄県名護市辺野古沖合のキャンプ・シュワブ訓練水域で、21日にもパラシュート降下訓練を行うと県に伝えた。実施は2009年以来とみられる。県によると、米側は「現下の安全保障環境を踏まえた」と説明。県の玉元宏一朗基地対策課長は記者団に「地元住民の不安を低減するよう説明を尽くしてほしい」と求めた。
玉元氏は「なぜこのタイミングで再開するのかについて、もう少し具体的な理由を知りたい」と述べ、訓練の賛否は今後判断するとした。
日米は1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告で、降下訓練を米軍伊江島補助飛行場(伊江村)で行うと合意した。一方、今回は水域で実施されるため、防衛局はSACO合意の対象外としている。
降下訓練は、日米が例外と位置付けたはずの嘉手納基地(嘉手納町など)での実施が常態化しており、県や地元自治体が強く反発している。
辺野古では、普天間飛行場(宜野湾市)の移設作業が進められている。海兵隊は07年2月と09年10月にも、同訓練水域で降下訓練を実施していた。























