新たに犠牲者の名前が刻まれた「津久井やまゆり園」の献花台=16日午前、相模原市緑区
 新たに犠牲者の名前が刻まれた「津久井やまゆり園」の献花台=16日午前、相模原市緑区

 神奈川県は16日、知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)の殺傷事件で亡くなった入所者19人のうち、新たに遺族が同意した女性1人の名前を園内の献花台に刻んだ。事件は26日で発生から10年。名前が刻まれたのは計11人となった。

 県によると、女性の遺族は名前が報道されることを望んでいない。献花台は園内の広場にあり、鎮魂の碑などと合わせて「鎮魂のモニュメント」を構成。県は25日に相模原市内の別の施設で追悼式を実施し、一般の人は翌26日に同園を訪れ献花できるようにする。

 事件は2016年7月26日未明に発生し、19人が亡くなったほか、職員を含む26人が重軽傷を負った。県警は遺族からの要望だとして、匿名で発表した。