ケニア中部でエボラ出血熱を巡る米国人向けの隔離施設の設置に抗議する市民ら=6月(ロイター=共同)
 ケニア中部でエボラ出血熱を巡る米国人向けの隔離施設の設置に抗議する市民ら=6月(ロイター=共同)

 【ナイロビ共同】ロイター通信は17日、エボラ出血熱が広がるアフリカ・コンゴ(旧ザイール)東部で活動していた支援団体の米国人7人が、ケニアの施設で隔離中だと報じた。症状は出ていないという。施設は米政府が自国民用に開設しようとし、地元が反発。ケニアの裁判所が一時差し止めを命じたものの、ロイターは衛星画像の分析などから建設が続いていたとしている。

 7人はコンゴでエボラ熱患者の治療や医療施設の建設に従事。施設は米政府が5月、ケニア中部の空軍基地内への設置を発表したが、地元医療従事者団体から「感染リスクの押し付けだ」との批判が出ていた。米当局者はロイターに対し、7人について「ケニア政府が施設入りを許可した」と主張した。