
スタンドで声援を送る部員たちも灼熱の太陽にさらされる。ハーフパンツで少しでも涼しく=明石トーカロ球場(撮影・鈴木雅之) 今年で108回を数える全国高校野球選手権の兵庫大会。歴史と伝統をまとった、夏の名物とも呼べるスポーツの現場は今、時代の流れとともに変化を見せている。
強烈な日差しは、日々、鍛錬する球児たちも襲う。練習や試合中のこまめな給水や体の冷却はもはや必須となり、スタンドの応援団も、ハーフパンツなどの軽装で仲間の背中を押す。
少子化などに伴い、連合チームの出場も増えた。定番の丸刈りも減り、グラウンドに女子生徒の姿を見かけることも珍しくなくなった。
多くの人の思いを背負ってきた高校野球。様相は変われど、試合に懸ける思いはきっと、これまでもこれからも変わらない。(高校野球取材班)

連合チームは過去最多となる11チームが出場。ユニホームは違えど、ともに勝利を目指す仲間だ=高砂市野球場(撮影・斎藤雅志)
丸刈り、ツーブロック、短髪。同じチームでも髪形はそれぞれ=明石トーカロ球場(撮影・丸山桃奈)
グラウンド上で水分を取り、首や脇を冷やす選手=ほっともっとフィールド神戸(撮影・吉田敦史)
グラウンドでノック練習に加わる女子生徒の姿も=姫路市のウインク球場(撮影・丸山桃奈)
3年間、何度も振り抜き、快音を響かせてきた。使い込まれたバットに努力の跡がにじむ=明石トーカロ球場(撮影・大田将之)
サングラスを着けて外野を守った球児。昨年、事実上の使用解禁となり、愛用者は増えている=高砂市野球場(撮影・風斗雅博)
ベンチの選手は、氷を首や頬、頭に当てて体を冷やす=尼崎市のベイコム野球場(撮影・大田将之)
冷却グッズで首元を冷やしながらベンチから声援を送る選手たち=姫路市のウインク球場(撮影・丸山桃奈)
麦わら帽子をかぶって演奏する吹奏楽部の生徒たち。数年前から取り入れ、今は毎夏、野球部が感謝のしるしに吹奏楽部にプレゼントしているという=明石トーカロ球場(撮影・鈴木雅之)
炎天下、スタンドの女性応援団員が、力一杯のエールを贈った=高砂市野球場(撮影・風斗雅博)
氷が入った袋で頭を冷やすチアリーダーの生徒たち=明石トーカロ球場(撮影・鈴木雅之)
「めちゃ冷たいっす」。手に氷を置いて体を冷やすスタンドの応援団=明石トーカロ球場(撮影・鈴木雅之)