【ワシントン共同】トランプ米大統領は21日、親イラン武装組織フーシ派がイエメン沖の海上封鎖を実行すれば米国が「対処する」と述べ、介入する考えを示した。ホルムズ海峡が封鎖状態の中、原油輸送の代替路となっている紅海ルートも滞ればエネルギー市場の一層の混乱は必至で、フーシ派をけん制した。イランが地下深くに核関連施設を建設しているとされるピックアックス山周辺を「近く非常に激しく攻撃する」とも予告した。
フーシ派は20日、サウジアラビアの船舶に対する海上封鎖を宣言。サウジはホルムズ海峡が封鎖状態になった後も、紅海経由の原油輸出を続けてきた。イエメン沖のバベルマンデブ海峡が封鎖されれば、原油調達を中東に頼る日本にも大きな影響が出る。トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、封鎖は「まだ行われていない」と語った。
イラン中部ナタンズ付近のピックアックス山を巡っては、米国が昨年6月にイランの核施設を攻撃後、イランがウラン濃縮に必要な数千基の遠心分離機を山中のトンネル内に移動させたとの分析結果が報じられていた。
























