米ニューヨークのマムダニ市長(ゲッティ=共同)
 米ニューヨークのマムダニ市長(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているイスラエルのネタニヤフ首相の拘束を検討していると表明していた米東部ニューヨーク市のマムダニ市長は21日、市に「独立した法的権限がない」と認め、代わりに連邦政府に逮捕状の執行を求めた。

 ただ、米国はICC非加盟で身柄拘束の義務はなく、トランプ大統領もネタニヤフ氏を擁護している。このため、マムダニ氏の表明当初から逮捕の実現性は疑問視されていた。

 マムダニ氏はXに投稿したメッセージで、ネタニヤフ氏がパレスチナ人に対して「集団殺害」を実行していると指摘。国際法に基づき「逮捕され、裁判にかけられるべきだ」と述べた。市としてICCの逮捕状執行の可否を判断するため「適用される法律の下で利用可能なあらゆる手段を検討した」が断念したと説明した。

 マムダニ氏はニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、ネタニヤフ氏が9月に国連総会出席のためニューヨークを訪れた場合、拘束するかどうかを含め対応を検討していると言及していた。