法廷を後にする、マドゥロ夫妻を乗せたと見られる車列=22日、ニューヨーク(AP=共同)
 法廷を後にする、マドゥロ夫妻を乗せたと見られる車列=22日、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】麻薬密輸などの罪に問われ、1月に米国に連行されたベネズエラのマドゥロ大統領が22日、ニューヨークの連邦地裁に出廷し、判事は初公判を来年6月1日に設定した。マドゥロ氏側は、拘束の合法性や国家元首の免責特権などの観点から起訴無効を主張しており、公判開始前にも起訴の有効性を巡る審理が行われる予定。

 マドゥロ氏の出廷は3度目。22日の審理には、共に連行された妻のフロレス氏も出廷した。2人に発言機会はなかった。マドゥロ氏は約15分間の審理の間、熱心に耳を傾け、退廷の際には傍聴席側に手を振った。

 マドゥロ氏は麻薬密輸のほか、麻薬テロの共謀、機関銃所持など計四つの罪に問われている。1月の罪状認否手続きで初出廷し、米国に「拉致された」と訴えて無罪を主張した。