「ムヒ」発売から100年となり、ギネス世界記録の認定証を受け取る池田模範堂の池田嘉津弘社長(右)=25日午後、富山市
 「ムヒ」発売から100年となり、ギネス世界記録の認定証を受け取る池田模範堂の池田嘉津弘社長(右)=25日午後、富山市

 かゆみ止め薬「ムヒ」が発売から100年となり、25日に「最も長く市販されている虫さされかゆみ止めブランド」として、ギネス世界記録に認定された。富山市で開かれた式典で、ギネスの公式認定員が宣言した。

 製造元の池田模範堂(同県上市町)によると、初代「ムヒ」は缶入りのワセリン軟こうとして、1926年に販売が始まった。当時養蚕業が盛んで、蚕を殺さないように殺虫剤を使わず、虫刺されに困っていた労働者のため開発された。商品名は「比べるものが無いほど優れている」という「無比」にちなんだ。70年、赤と白の現行デザインとなったという。

 式典では、公式認定員が同社の池田嘉津弘社長に認定証を手渡し、集まった近くの住民らから拍手が起きた。池田社長は「ムヒという名前に恥じないものづくりをしたい。多くの方にこの場に来ていただき、商品が愛されていると感じた」と喜んだ。