横浜市の山中竹春市長が不適切な言動を幹部職員から告発された問題で、市は30日、山中氏の複数のパワハラを認定した第三者調査の報告書を公表した。人事に関し「飛ばす」「粛清」などの発言があったとし、職員を心理的に圧迫して支配する人事権の不当な行使だと指摘。「尊厳を傷つけて精神的な苦痛を与え、職場環境を悪化させる重大なパワハラ」と断じた。
当時人事部長だった職員は1月に記者会見し「(国際会議を)誘致できなければ切腹だぞ」と言われたり、書類を投げつけられたりしたと告発。市議や他の職員に対しても、本人がいないところで「ポンコツ」や「人間のくず」などと誹謗中傷していたという。報告書ではこれらの行為もパワハラと認定した。
市議会が事実関係の調査を求める決議を全会一致で可決し、3月に第三者調査が開始。市の依頼で神奈川県弁護士会が推薦した弁護士3人が調査委員として職員や市長に聞き取りなどをした。
市議会は30日に報告を受け、調査した弁護士らを招致して質疑する。
山中氏は2021年の市長選で初当選し、現在2期目。
























