イベントの中止や体調不良で旅行を取りやめた際に、旅費などが補償される「キャンセル保険」の人気が高まっている。アイドルや俳優を追いかけて各地へ遠征を重ねる「推し活」に励む若者の増加で、需要が高まっていることが背景にある。
損害保険ジャパンの子会社「Mysurance」は2025年に「推し活キャンセル保険」の販売を始めた。事前にチケットを購入したイベントが中止になった場合や飛行機の欠航だけでなく、親族やペットの入院といった理由でイベントに参加できなかった場合も補償対象となる。国内旅行の保険料はプランにもよるが、千~2千円程度だ。
交流サイト(SNS)を中心に人気を集め、26年4~6月期の新規契約件数は前年同期比約2・5倍と右肩上がりだ。同社の調査によると、遠征中止の経験がある人は約20%にのぼる。支払われた保険金を振り替え公演の旅費に充てる加入者も多いという。
日本生命グループは、劇団四季と松竹の演劇のチケット費用を補償する「チケット保険」を手がける。補償事由には保険加入者の入院や通院などがある。
























