背の高い杉木立の中にたたずむ三基墓。周囲は昼間でも薄暗い=たつの市新宮町
背の高い杉木立の中にたたずむ三基墓。周囲は昼間でも薄暗い=たつの市新宮町

 うだるような暑さの中、急な山道を登る。ほかに登山者はなく、自らの荒い呼吸音とセミの声だけが響く。だが、目的地が近づくにつれ周囲の雰囲気が変わった。「一人で行かないほうがいい」。麓の寺院で聞いた言葉が脳裏をよぎった。