公立病院などでつくる全国自治体病院協議会は19日、2025年度決算で各地の病院の84%が経常赤字だったとの調査結果を発表した。物価や人件費の高騰が要因。赤字病院の割合は前年度と比べ5ポイント改善したものの、依然として苦しい状況が続いており、協議会は同日、財政支援の強化を求める要望書を国に提出した。
調査した835病院のうち、494病院から有効回答を得た。赤字病院の割合を病床規模別に見ると、400床以上が86%、200床以上400床未満が93%、200床未満が79%。経常収支は全体で2180億円の赤字だった。
要望書は厚生労働、総務両省に提出した。材料費や入院患者の食材費が高騰し「医療提供体制の維持が厳しい」と指摘し、医療機関の収入となる診療報酬の引き上げなどを要請した。























