西宮市の夙川沿いに約60メートルに渡って仮設テントを張り、現代アートを並べて美術館にする企画が動いている。阪神・淡路大震災で犠牲になった画家が1980~85年に開いた野外展を、市内のギャラリー店主やアーティストらが40年ぶりに復活させる。既に100人超の出品者が集まり、11月の本番に向けて着々と準備が進む。(堀内達成)
西宮を拠点に国内外で活躍した抽象画家、津高和一(つたかわいち)(1911~95年)が計5回開いた「架空通信テント美術館」。気取らず自由に見てもらおうと、阪急苦楽園口駅そばに設けたテント内や川の中など河川敷一帯で約1週間、作品展示やパフォーマンスがあった。5千人を超す観客でにぎわったという。
復活するため、ギャラリー「6c」(同市南越木岩町)の多喜淳さん(57)と会社員で兼業美術家を名乗る三田裕巳(ひろみ)さん(63)=同市=ら約10人が昨年4月、実行委員会を発足させた。























