山梨県内の道の駅が、地域振興に向け連携を進めている。富士山周辺に集中する観光客に足を延ばしてもらおうと、それぞれのエリアの魅力をアピール。シンボルとなるキャラクターをつくり、交流サイト(SNS)の発信も強化する。冬場の客足減少など共通の課題もあり、関係者は「競い合っても仕方がない。競争より協調だ」と話す。
道の駅富士川(富士川町)は4月に改装オープンした。売り場を約1・8倍の760平方メートルに拡張し、県内の道の駅では最大級。同町を含む周辺1市5町「南山梨」各地の特産品を並べる。
協調路線を目指すきっかけは2024年12月、閑散期対策として周辺の道の駅と開催したイベントだった。富士川の運営会社の藤巻睦久社長(54)は「それぞれの道の駅単独では限界がある」と、関係構築に動き始めた。
試行錯誤の中、連携の旗印として今年4月に発表されたキャラクターが「武田凜玄」だ。郷土の英雄武田信玄にちなみ、山梨在住の芸人いしいそうたろうさんと制作。凜玄ブランドとして各地の産品を一体的に売り出し、SNSにも活用する。























