【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が2日公表した全国12地区の連邦準備銀行の景況報告(ベージュブック)によると、全体の経済活動は10地区が拡大、2地区が横ばいと堅調さを維持した。今後数カ月の見通しは前向きと評価した一方、エネルギー価格の上昇や中東情勢を巡る不確実性の高まりに対する警戒感が強まっていると分析した。

 8月24日までの聞き取り調査などをまとめた。9月15、16両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)での議論の土台とする。FRBのウォーシュ議長は今後の金融政策の決定に当たり、高止まりしている物価の動向を特に注視する考えを示している。前回調査と比べた物価上昇ペースは8地区で横ばい、3地区で鈍化、1地区で加速した。