ホルムズ海峡に近いオマーン沖の船=2日(ロイター=共同)
 ホルムズ海峡に近いオマーン沖の船=2日(ロイター=共同)

 【カイロ、ワシントン共同】イラン軍は3日、ペルシャ湾岸のクウェートとアラブ首長国連邦(UAE)の米軍駐留基地をミサイルや無人機で攻撃した。イランメディアが報じた。イランは強硬姿勢を崩さず報復攻撃を継続。バンス米副大統領は3日の記者会見で、イラン側にホルムズ海峡での商船への攻撃を停止するよう要求した。

 バンス氏は「トランプ大統領の立場は明確で、攻撃をやめない限り対話するつもりはない」と強調。「イランが狂ったように振る舞うのをやめ、商船への攻撃を停止するよう助言する」と言及した。

 11月に控える米国の中間選挙までに戦闘が終結するかについて明言を避けた上で、イラン側が商船への攻撃を停止するかどうかに左右されるとの認識を示した。

 米国がイランを国際経済から孤立させる目的で打ち出した経済制裁の拡大を巡り「中国は協力的な姿勢を示している」とも主張した。

 3日のイラン軍の攻撃について、クウェート軍は防空システムで対応したと発表した。米当局者は、攻撃が米軍駐留基地には命中しなかったと明かした。共同通信の取材に答えた。