児童虐待に関するこども家庭庁の専門委員会は10日、虐待やその疑いで2024年度に死亡が判明した子どもが77人だったと公表した。過去には100人超の年度もあったが、近年は横ばい傾向が続く。心中を除いた50人のうち0歳児が68%で、割合が過去最大だった前年度から微減。専門委は予期せぬ妊娠に悩む人たちの相談体制強化が重要としている。
専門委が自治体への調査を基に分析。今回の検証結果は22回目で、前回まで「心中以外の虐待死」「心中による虐待死」と分類していたが、今回から「虐待死」「保護者の自殺を伴う虐待死」に変更した。保護者の生存事例も含める。
検証結果によると、虐待死は0歳児34人のうち生後24時間未満の0日児が半数の17人。主たる加害者で最も多いのは実母の44%で、その年齢は20~24歳が32%で最多だった。加害動機は「子どもの存在の拒否・否定」が最も多く、0日児の養育者はひとり親が64%を占めた。
保護者の自殺を伴う虐待死27人のうち0歳児は18%の5人で、主たる加害者は実母が51%だった。























