【カイロ、ワシントン共同】AP通信は14日、攻撃を受けて稼働を停止したサウジアラビアの東西を結ぶパイプラインの復旧には3~5週間かかる見込みだと報じた。中東諸国の当局者の話としている。主要なポンプ施設などが損傷し、修理中に部分的に稼働を再開する可能性はあるが、輸送量は不明という。停止が長引けば世界への供給が滞る恐れもある。
イランがホルムズ海峡を事実上封鎖し続ける中、サウジは代替ルートとして紅海経由の石油輸出を強化してきた。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は最近、紅海に通じるイエメン沖バベルマンデブ海峡周辺の都市や島を掌握。サウジ船舶に対する海上封鎖を宣言しており、サウジの石油輸出を巡る環境は急速に不安定化している。
パイプラインは10日に攻撃され、イラクの親イラン武装勢力が実施したとの見方が出ている。ロイター通信によると、数日内に稼働を再開しなければ世界の石油供給量の4%が失われるとの分析もあり、さらなる価格高騰を招く可能性がある。























