東京電力福島第1原発事故で福島県浪江町から避難した3人家族の3年間を記録したドキュメンタリー映画「三角屋の交差点で」が20日、舞台となった同町で初めて上映された。登壇した山田徹監督は、自宅や家業を失った3人の家族内での役割に変化があったことに触れ「ありのままの自分を受け入れる過程を描きたかった」と話した。
上映会はスポーツセンターであり、町民ら約50人が訪れた。映画は、2011年3月の事故で廃業を余儀なくされるまで印刷業を営んだ渡部武政さん(83)と茂子さん(82)の夫妻、武政さんの母テツさん=20年に101歳で死去=を追った。自宅を解体し、避難先の同県いわき市で新築することを決めるそれぞれの葛藤を記録した。
映画は今年4月より全国で順次公開されている。9月25日からは、いわき市の映画館「まちポレいわき」で上映予定。























