バーチャルテコンドー1回戦で鈴木颯(左)と対戦する中島美鳳=2日、愛知県の豊橋市総合体育館
 バーチャルテコンドー1回戦で鈴木颯(左)と対戦する中島美鳳=2日、愛知県の豊橋市総合体育館

 愛知・名古屋アジア大会で2日、仮想空間に動きを反映させて闘う「バーチャルテコンドー」が初めて実施された。身体接触がなく、男女混合で争えるのが特徴。1回戦で男子の鈴木颯(新宿ク)との日本勢対決に敗れた女子の中島美鳳(尚志塾)は「スピードがあればダメージを与えられる。バーチャルを通して格闘技を楽しんでもらいたい」と魅力を語った。

 豊橋市総合体育館に集まった選手は、体にセンサーをつけてVRゴーグルを着用し、仮想空間で対戦。動きを再現するアバター(分身)が会場の画面に映し出され、相手の腰より上の胴体や頭部に蹴りを当てて、体力(HP)を削り合った。

 1ラウンド1分の2ラウンド先取制で、性別や体重、年齢に関係なく対戦でき、ベトナムの女子選手が韓国の男子選手に勝つ場面もあった。

 センサーの調整などで時間を要する場面があったり、ベルトやVRゴーグルがずれたりする課題もある。中島は「まだこれがいい、という動きが確立されていない。選手も模索しながらやっている」と、新興スポーツならではの難しさを口にした。