衆院議員定数削減法案に反対する集会で講演する大山礼子駒沢大名誉教授=6日午後、国会
 衆院議員定数削減法案に反対する集会で講演する大山礼子駒沢大名誉教授=6日午後、国会

 与党が今国会で成立を目指す衆院議員定数削減法案は国会議員の多様性を失わせるとして、反対する研究者や市民団体などの集会が6日、国会内で開かれた。参加者は、女性や若者、マイノリティーの声が政治に届かなくなるとの危機感を共有。「与党は『身を切る改革』だと言うが、切られるのは国民の声だ」「女性議員がますます減る」と訴えた。

 法案は、与野党協議で選挙制度と定数削減を検討し、1年以内に結論が出なければ比例代表定数を自動的に45減らす内容。中高年男性が多く現職有利な小選挙区に対し、比例は女性を含む新人が擁立されやすいとされる。2月に当選した女性衆院議員68人中40人が比例選出だ。