2024年4月の衆院東京15区補欠選挙での選挙妨害事件で、公選法違反罪に問われた政治団体「つばさの党」幹部らの公判が16日、東京地裁であった。妨害に遭ったとされる立候補者だった乙武洋匡氏の証人尋問が行われ、乙武氏は幹部らの行為について「民主主義そのものを揺るがす行為だ」と述べた。幹部らは、憲法が保障する政治活動の自由に当たるとして無罪を主張している。

 尋問では、補選告示日の亀戸駅前(東京都江東区)での街頭演説が主に取り上げられた。乙武氏は、演説中につばさの党幹部らが電話ボックスによじ登り、大声を出したと振り返り「あぜんとし、大きなトラブルに発展するのではと不安が大きくなった」と述べた。