AIによるサイバー攻撃自動化のイメージ
 AIによるサイバー攻撃自動化のイメージ

 国内で相次ぐサイバー攻撃による個人情報漏えい問題で、日本企業を標的とした攻撃の一部に中国系の人工知能(AI)エージェントが使われていたとみられることが分かった。民間のセキュリティー会社が20日までに確認した。このAIは韓国の金融機関に対するサイバー攻撃にも利用され、被害が出ていたという。

 調査したのはGMOインターネットグループ傘下のセキュリティー会社。日本企業を狙った不正アクセスの攻撃元を調べたところ、指示を与えるだけで自律的に作業する中国系のAIエージェント「ARTEX」の利用が裏付けられた。

 ARTEXはシステムの脆弱性を調べる能力が高いとされる。別のセキュリティー会社の調査で、9月末から発生した韓国の複数の金融機関に対する不正アクセスで使われた痕跡も見つかっているという。