警察官に成り済まし8都府県の高齢者ら20人からキャッシュカードを盗み、5千万円余りを引き出したなどとして、窃盗と詐欺の罪に問われたフィリピン拠点の暴力団系日本人集団「JPドラゴン」の構成員三本竹朗被告(29)ら5人の判決で、福岡地裁は28日、懲役7年(いずれも求刑懲役8年)を言い渡した。

 鈴嶋晋一裁判官は判決理由で、常習的かつ職業的な犯行で悪質だと指摘。うち2人は別の班に所属していたなどとして一部無罪を訴えていたが「班は独立しておらず相互補完しながら活動していた」として退けた。

 判決によると、氏名不詳者らと共謀し、2022年10月~25年5月、警察官を装ってカードを盗み、ATMから現金を引き出すなどした。