三重県伊賀市の稲森稔尚市長(42)による職員へのパワハラ発言を巡り、市議会本会議は30日、稲森氏が調査特別委員会(百条委員会)で虚偽の証言をしたとして、地方自治法違反の疑いで告発すると議決する。

 百条委は23日にまとめた報告書でパワハラを認定。同時に「2度の証人尋問で、ハラスメント発言を一切していないとする稲森氏の証言は虚偽」と指摘していた。

 報告書によると、稲森氏は2024年12月、市と契約している民間企業が特定の社員を雇用していることを理由に、契約解除を市職員に要求。職員が拒むと「やらないなら、あなたの処遇も考えますよ」などと発言した。稲森氏は百条委で否定していた。