薬の過剰摂取(オーバードーズ、OD)に関するX(旧ツイッター)の投稿を昨年分析した結果、ODに使用されたとみられる市販薬の一部に、複数販売の禁止といった措置の対象となっていない製品が含まれていたことが1日、国立精神・神経医療研究センターの調べなどで分かった。政府は5月、規制成分が含まれている市販薬の18歳未満への複数個販売を禁止している。購入に制限のかかっていない市販薬がODに使用されている疑いが浮上した。
厚生労働省は調査内容を踏まえ「今後も適切に乱用実態を調べ、必要に応じて対象を見直すことも検討していきたい」とした。
X上には「ODレポ」と称して、自身が摂取した薬の種類や量、体調の変化を記録した文章や写真が多数投稿されている。センターが2025年5~7月に「ODレポ」という単語を含んだ投稿321件を調べ、うち173件で市販薬の名称を確認した。
センターが精査し、20製品がODに使われた可能性が高いことが判明。調査結果を基に製薬会社などを取材したところ、5製品は販売禁止措置の対象外の市販薬だった。























