未知の領域が多く、「地球最後のフロンティア」とも呼ばれる深海。そんな水深数千メートルの世界へ、潜水船で人を送り込む日本の深海探査が岐路に立たされている。海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」の老朽化が進む一方、後継機開発のめどが立たないためだ。政府は無人機の開発に注力する方針だが、研究者は有人探査の必要性を強く訴える。
未知の領域が多く、「地球最後のフロンティア」とも呼ばれる深海。そんな水深数千メートルの世界へ、潜水船で人を送り込む日本の深海探査が岐路に立たされている。海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」の老朽化が進む一方、後継機開発のめどが立たないためだ。政府は無人機の開発に注力する方針だが、研究者は有人探査の必要性を強く訴える。