新たに開発する深海無人探査機のイメージ
 新たに開発する深海無人探査機のイメージ

 海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)が、世界の海で最も深い約1万1千メートルまで潜れる無人探査機を開発している。広い範囲を自動航行して生物や泥、岩石を採取。生命誕生の場とされる熱水噴出孔や海洋最深部の生態系の調査、巨大地震が発生する海溝の研究に生かす。2027年度にかけて試験を続け、本格運用に入るのが目標だ。