イタイイタイ病は今年8月、93歳の女性認定患者が亡くなり、水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそくを含む四大公害病のうち、初めて存命の認定患者がゼロとなった。まだ補償や医療を受けられていない被害者がいる可能性があるが、患者認定などの前提となる健康調査の受診率は低迷。四大公害病は高度経済成長期に社会問題となり、被害者の高齢化が進み、救済が急務となっている。
イタイイタイ病は今年8月、93歳の女性認定患者が亡くなり、水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそくを含む四大公害病のうち、初めて存命の認定患者がゼロとなった。まだ補償や医療を受けられていない被害者がいる可能性があるが、患者認定などの前提となる健康調査の受診率は低迷。四大公害病は高度経済成長期に社会問題となり、被害者の高齢化が進み、救済が急務となっている。