西宮市の事件・事故
西宮市の事件・事故

 自宅の敷地でごみを燃やしたとして、兵庫県警西宮署は26日、廃棄物処理法違反の疑いで、同県西宮市の不動産管理業の男(67)を逮捕した。警察が警告したものの、男は無視して繰り返していたという。

 逮捕容疑は8月22日と9月22日、同市の自宅敷地内で、簡易焼却炉を使って枝木を焼いた疑い。調べに「大規模に焼却したり多くの煙が出たりすることは違法と理解しているが、焼却炉に収まる小さな規模で煙も少ないので違法にはならないという認識だった」と容疑を一部否認しているという。

 署によると、8月22日午前6時40分ごろ、焼却の煙を見た人から建物火災として通報があった。署員が駆け付けると男はインターホンで対応し「令状を持ってこい」などと話したという。夕方に男から「今なら対応する」と署に電話があり、再び訪ねた署員が男に廃棄物処理法違反であることを伝えて警告した。

 それでも男は9月22、26日の朝に枝木の焼却を繰り返し、通報を受けて訪ねた署員に「令状を持ってこい」と繰り返したという。