2024年の企業倒産件数(負債総額1千万円以上)が11年ぶりに1万件を超えた。背景には円安に伴うコスト高に加え、深刻な人手不足や後継者難がある。東京商工リサーチの集計では飲食業が00年以降過去最多の倒産件数を記録。そのほか歯科医院や介護事業者など幅広い業界の企業が倒産や廃業に追い込まれた。大企業は昨年に続き25年春闘でも賃上げに意欲を示し人材の囲い込みに力を入れるが、余力のない中小企業は困難な状況が続く。
2024年の企業倒産件数(負債総額1千万円以上)が11年ぶりに1万件を超えた。背景には円安に伴うコスト高に加え、深刻な人手不足や後継者難がある。東京商工リサーチの集計では飲食業が00年以降過去最多の倒産件数を記録。そのほか歯科医院や介護事業者など幅広い業界の企業が倒産や廃業に追い込まれた。大企業は昨年に続き25年春闘でも賃上げに意欲を示し人材の囲い込みに力を入れるが、余力のない中小企業は困難な状況が続く。