大気中に排出された二酸化炭素(CO2)を集める「直接空気回収(DAC)」への関心が高まっている。4月に開幕した大阪・関西万博会場(大阪市)では異なる技術を使う複数の装置が公開。2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ目標への貢献を目指し、新技術を競う。回収後は地下にためるか、燃料としての再利用も選択肢に。実用化はコスト低減が課題だ。
大気中に排出された二酸化炭素(CO2)を集める「直接空気回収(DAC)」への関心が高まっている。4月に開幕した大阪・関西万博会場(大阪市)では異なる技術を使う複数の装置が公開。2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ目標への貢献を目指し、新技術を競う。回収後は地下にためるか、燃料としての再利用も選択肢に。実用化はコスト低減が課題だ。