自民党は裏金事件で6派閥のうち5派閥が解散し、参院選の候補者支援が様変わりしている。従来は所属議員や秘書を投入し、当選に死力を尽くす「派閥丸抱え」が通例だったが、今回は一部にとどまり、目立ち過ぎないよう腐心。裏金批判の逆風を警戒し、再結集の動きも低調だ。執行部は、党全体の運動量が低下しかねないと懸念する。
自民党は裏金事件で6派閥のうち5派閥が解散し、参院選の候補者支援が様変わりしている。従来は所属議員や秘書を投入し、当選に死力を尽くす「派閥丸抱え」が通例だったが、今回は一部にとどまり、目立ち過ぎないよう腐心。裏金批判の逆風を警戒し、再結集の動きも低調だ。執行部は、党全体の運動量が低下しかねないと懸念する。