2004年9月、アテネ・パラリンピックの競泳女子で大会7個目となる金メダルを手にする成田真由美さん(共同)
 2004年9月、アテネ・パラリンピックの競泳女子で大会7個目となる金メダルを手にする成田真由美さん(共同)

 パラリンピックの競泳女子で金メダル15個を獲得し「水の女王」と呼ばれた成田真由美(なりた・まゆみ)さんが5日午前1時48分、肝内胆管がんのため死去した。55歳。神奈川県出身。葬儀は、14日午前9時半から川崎市高津区下作延6の18の1、かわさき北部斎苑で。喪主は姉の榑松美由紀(くれまつ・みゆき)さん。

 下半身まひで中学から車いす生活になり、23歳で水泳を始めた。パラリンピックは1996年アトランタ大会から通算6大会に出場。20個のメダルを獲得した。2021年の東京大会を最後に引退した。