20日投開票の参院選で、野党は全体の勝敗を左右する32の改選1人区で自民党に勝ち越し、与党を過半数割れに追い込んだ。特に立憲民主党など4野党が候補者を一本化した17選挙区では、無所属を含めて12選挙区で勝利。一騎打ちに持ち込む戦略が奏功した形だ。立民は次期衆院選でも調整を進め、政権交代につなげたい考え。ただ、躍進した国民民主党は独自に勢力拡大を目指す構えで、野党連携の先行きは見通せない。
20日投開票の参院選で、野党は全体の勝敗を左右する32の改選1人区で自民党に勝ち越し、与党を過半数割れに追い込んだ。特に立憲民主党など4野党が候補者を一本化した17選挙区では、無所属を含めて12選挙区で勝利。一騎打ちに持ち込む戦略が奏功した形だ。立民は次期衆院選でも調整を進め、政権交代につなげたい考え。ただ、躍進した国民民主党は独自に勢力拡大を目指す構えで、野党連携の先行きは見通せない。