沖縄県・尖閣諸島を巡る日中両国の動き
 沖縄県・尖閣諸島を巡る日中両国の動き

 政府が大型無人機を投入した沖縄県・尖閣諸島周辺では、中国海警局船と海上保安庁の巡視船が連日にらみ合う。中国は尖閣諸島の領有権を主張し、習近平国家主席が「領土を守る不断の闘争」を強化するよう号令。海警局船の活動は、トップの指示を受け先鋭化した。海保は無人機を活用して効果的な領海警備を図るが、中国側は「力による現状変更の試み」(外務省)を強める一方だ。最前線の海域は緊迫度を増している。