小学校教員採用試験の受験者数と倍率
 小学校教員採用試験の受験者数と倍率

 地方の自治体が教員確保で苦戦を続けている。民間企業との人材獲得競争を受けて、採用試験を前倒しし、都市部にも試験会場を設置。受験者数は増えたものの、多いところでは辞退者が7割を超える。他地域との併願が増えて「模試」化しているのが実情だ。自前での養成に回帰する自治体もある。