大阪・関西万博は、施設や資材の再利用を打ち出した。会場シンボルの大屋根リングは全て解体する当初方針から転換し、一部を現地で保存。レガシー(遺産)を各地に継承しようと、木材としての活用拡大ももくろむ。他施設の譲渡とともに壁となるのが、閉幕後に控える再開発。更地にするまでの期限があり、掲げた「持続可能な万博」の体現に苦心する。
大阪・関西万博は、施設や資材の再利用を打ち出した。会場シンボルの大屋根リングは全て解体する当初方針から転換し、一部を現地で保存。レガシー(遺産)を各地に継承しようと、木材としての活用拡大ももくろむ。他施設の譲渡とともに壁となるのが、閉幕後に控える再開発。更地にするまでの期限があり、掲げた「持続可能な万博」の体現に苦心する。