1990年代にフィリピン中部セブ島沖の小さな島カオハガンが舞台のエッセー「何もなくて豊かな島」がベストセラーになった。著者は崎山克彦さん(90)。1987年に約1千万円で島を購入し、島民と共に生きる生活をつづった。崎山さんが帰国した後も「美しい自然と人々の暮らしを守りたい」と、2人の日本人女性が宿泊施設など島の運営を続けている。(共同通信マニラ支局=菊池太典)
1990年代にフィリピン中部セブ島沖の小さな島カオハガンが舞台のエッセー「何もなくて豊かな島」がベストセラーになった。著者は崎山克彦さん(90)。1987年に約1千万円で島を購入し、島民と共に生きる生活をつづった。崎山さんが帰国した後も「美しい自然と人々の暮らしを守りたい」と、2人の日本人女性が宿泊施設など島の運営を続けている。(共同通信マニラ支局=菊池太典)