自宅で会話するザン・クリストファーさん(左)と鹿島真人さん=2025年11月、東京都内
自宅で会話するザン・クリストファーさん(左)と鹿島真人さん=2025年11月、東京都内

 結婚して子どもをつくるという幸せな将来像を描けず、誰にも言えず人生を諦めていた少年時代。飲み会の席で、上司が自分の性的指向をネタのように話していたと知り、深く傷ついた社会人時代。ああ、こういう排除や差別をずっと受けてきたな-。昨年11月28日、東京高裁前で、東京都に住む鹿島真人さん(42)は判決内容を聞きながら、これまでの人生を思い出していた。