浜岡原発の耐震データ不正について、臨時記者会見で謝罪する中部電力の林欣吾社長(右)=1月、名古屋市
 浜岡原発の耐震データ不正について、臨時記者会見で謝罪する中部電力の林欣吾社長(右)=1月、名古屋市

 早く審査を通さなければ-。原発の安全設計の根幹となる「基準地震動」に関するデータ不正に手を染めた中部電力の原子力土建部。関係者の取材では、背景に再稼働を急ぐ幹部からの圧力があった疑いが浮かび上がる。専門家は、原発は停止中も巨額の維持費がかかるため組織内に焦りがあったと推測。「再稼働ありき」で突き進んだ結果、社内に安全軽視の雰囲気が広がったとの見方も示す。