兵庫県内9地区12ブロックの予選を勝ち抜いた20チームによる「神明あかふじ米・第37回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)が2日、開幕した。神戸市須磨区のG7スタジアム神戸で開会式があり、御影少年野球部(神戸市)の藤井悠誠主将(6年)が「練習の成果を発揮し、最後まで諦めずに全力でプレーする」と宣誓。初日は同球場と三木山総合公園野球場(三木市)で計8試合あり、照りつける日差しの下、選手たちは白熱の試合を繰り広げた。
開会式には元阪神タイガース監督の矢野燿大さん(56)がサプライズで登場した。選手やスタンドの保護者からは「えぇぇ!」という歓声とともに、盛大な拍手が起こった。
矢野さんは阪神の監督時代、選手に対し、積極的なプレー▽絶対に諦めない▽全力で楽しむこと-を伝えていたという。そして「仲間と一緒に野球ができるのは大事な時間。全力で、笑顔で、楽しんで、思い切り戦ってほしい」とエールを送った。(千葉翔大)
▽1回戦 G7スタジアム神戸
尼 崎 5-1 洲 本
枝 吉 4-0 佐 用
潮 4-0 長 坂
曽 根 5-0 柏 原
▽2回戦 三木山総合公園野球場
野口南 6-2 出 石
ウッディ 9-7 自由が丘
香 寺 13-5 八 条
鳴尾東 8-1 尾 崎