橋本昌人さん
橋本昌人さん

 私は感謝の手紙を全てラブレターだと感じ、講演で皆さんと共有する。想(おも)いが届かなくなった大切な人への手紙が多いのは、届かなくなったからこそ届けたいからだろう。信じれば届くような気がするから。強く信じれば、その人の笑顔が目の前に見えるからだ。例えば、小児がんにより6歳で逝ってしまった娘へ母からの手紙。