赤と白がまじった玉サバ=新潟県の長岡市寺泊水族博物館
赤と白がまじった玉サバ=新潟県の長岡市寺泊水族博物館

 新潟県の長岡(ながおか)市寺泊(てらどまり)水族博物館。最初の横長の水槽(すいそう)にいるのは金魚たちだ。「玉(たま)サバと言って、長岡市の山古志地域(やまこしちいき)などで作り出された金魚です」と学芸員の江部美郷(えべみさと)さん。特徴(とくちょう)は体形。「サバのような二又の尾(お)を持つ『サバ尾(お)』という品種があって、その中でも特に体がころっとしている、玉のように丸い体を選んで作り出されました」