ⓒ川崎悟司
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 今から約25億~22億年前、酸素(さんそ)を作る細菌(さいきん)がたくさん生まれ、大気中の酸素は急激(きゅうげき)に増(ふ)えました。それまで、大気中の酸素はほぼ0でしたが、今の大気にふくまれる酸素量の0・1%~1%まで増えたと考えられています。肉眼(にくがん)では見えない大きさのとても小さな細菌が、地球の環境(かんきょう)を大きく変えていったのです。